kubell---3Qは2ケタ増収・各段階利益黒字化、Chatworkセグメントが好調に推移

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2024年11月12日 10時07分

kubell<4448>は8日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比34.0%増の61.84億円、営業利益が1.84億円(前年同期は6.70億円の損失)、経常利益が1.69億円(同6.74億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.34億円(同6.74億円の損失)となった。

同社グループは「働くをもっと楽しく、創造的に」というミッションのもと、人生の大半を過ごすことになる「働く」という時間において、ただ生活の糧を得るためだけではなく、1人でも多くの人がより楽しく、自由な創造性を存分に発揮できる社会を実現することを目指し、仕事の効率化や創造的な働き方を実現するサービスの開発・提供に取り組んでいる。当第3四半期累計期間においては、「Chatwork」の普及とビジネスチャットのプラットフォームを活かした周辺サービスの拡大に投資をおこなってきた。前期に実施した価格改定によるARPUの上昇、BPaaSの自社サービスとしてリリースした「Chatwork アシスタント」等の施策により事業は順調に拡大している。

Chatworkセグメントの売上高は前年同期比36.2%増の60.77億円、セグメント利益は1.74億円(前年同期は7.09億円の損失)となった。

セキュリティセグメントの売上高は同29.9%減の1.06億円、セグメント利益は同73.5%減の0.10億円となった。セキュリティセグメントについては、引き続き同社としては積極的な事業拡大は行わない方針としている。

2024年12月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は前期比30.0%増(前回予想比0.64億円減~0.65億円増)の84.30億円、営業利益は0.35億円(同0.08億円増~0.34億円増)、経常利益は0.32億円(同0.24億円増~0.49億円増)、親会社株主に帰属する当期純損失は0.58億円(同0.08億円増~0.38億円増)としている。

《AK》

提供:フィスコ

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