株価指数先物【昼】 いったんは達成感が意識されやすい

市況
2024年11月12日 12時00分

日経225先物は11時30分時点、前日比150円高の3万9700円(+0.37%)前後で推移。寄り付きは3万9610円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9635円)にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後に3万9820円まで買われ、買い一巡後に3万9580円まで上げ幅を縮める場面もみられた。ただし、押し目待ち狙いのロング優勢のなかで再び切り返すと、3万9700円~3万9800円辺りでの推移となり、終盤にかけて同レンジを上放れ、一時3万9880円まで買われた。

日経225先物は買い一巡後に軟化する場面もみられたが、ボリンジャーバンドの+1σ(3万9590円)辺りでの底堅さが意識されるなかで、ロング優勢の展開となった。ただし、オプション権利行使価格の3万9875円を捉えてきたことで、いったんは達成感が意識されやすい。上の権利行使価格である4万円とのレンジへの移行は期待しづらいところであり、次第にショートが積み上がってくる可能性はあるだろう。

NT倍率は先物中心限月で14.36倍に低下した。米半導体株の弱い流れから指数インパクトの大きいアドバンテスト <6857> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]、レーザーテック <6920> [東証P]、ディスコ <6146> [東証P]など半導体株が総じて軟調であり、日経平均型の重荷となった。一方で、ファーストリテイリング <9983> [東証P]、リクルートホールディングス <6098> [東証P]が日経平均型を牽引していることで、スプレッドは狙いにくいと考えられる。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.