ADEKAは後場上げ幅拡大、25年3月期利益予想及び配当予想を上方修正
ADEKA<4401>が後場上げ幅を拡大している。午後1時ごろ、25年3月期の連結業績予想について、営業利益を392億円から411億円(前期比16.0%増)へ、純利益を242億円から245億円(同6.6%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を45円から49円(年97円)へ引き上げたことが好感されている。
売上高は従来予想の4260億円(同6.6%増)を据え置いたものの、化学品事業において自動車、家電・電子機器関連向けを中心に高付加価値品の販売が拡大する見通しであることが利益を押し上げる。
なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高1950億7500万円(前年同期比4.0%増)、営業利益182億9600万円(同23.6%増)、純利益114億8500万円(同8.9%増)だった。