飯田GHDは3日ぶり反発、第2四半期営業益3%増で上振れ着地
飯田グループホールディングス<3291>が3営業日ぶりに反発している。同社は11日取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比3.3%増の379億2100万円となり、従来予想の301億円から上振れたことが買い手掛かりとなっているようだ。
分譲戸建の販売棟数が計画を下回ったことで売上収益は同2.3%増の6871億1900万円(従来予想は7210億円)にとどまったが、戸建分譲事業の売上総利益率の改善や業務効率向上による販管費などの削減が利益を押し上げた。なお、通期業績予想については売上収益1兆5490億円(前期比7.6%増)、営業利益752億円(同27.1%増)とする従来見通しを据え置いている。