極東貿易---TWD Japanの株式追加取得による完全子会社化
極東貿易<8093>は8日、連結子会社であるTWD Japanの株式を追加取得し、2024年11月25日をもって完全子会社化することを発表した。
同グループは、中期経営計画「KBKプラスワン2025」の産業設備関連部門の重点戦略として、「洋上風力発電分野の事業開拓・展開」を掲げている。 同計画では「サステナブルな社会を実現するための新分野における事業展開と投資の実行」を重点施策の1つとしている。
TWD Japanは、洋上風力発電の先進地域である欧州において、多くの実績を有するオランダのTWD B.V.社の国内代理店であったトリオマリンテックとの間で、2022年1月に設立した合弁子会社であり、大型風車を沖合で安全に設置するための特殊大型治具の設計、製作および機器の提供等を行っている。(現在はTWD JapanがTWD B.V.社の総代理店)
完全子会社とすることで、今後、大きな成長が見込まれる洋上風力発電関連の市場に対し、同社の産業設備関連部門と一体となって機動力の高い事業運営に取り組み、事業拡大を加速させていく。
《AK》