アジア株 軒並み下落、上海株や香港株は大幅安
東京時間17:40現在
香港ハンセン指数 19846.88(-580.05 -2.84%)
中国上海総合指数 3421.97(-48.10 -1.39%)
台湾加権指数 22981.77(-547.87 -2.33%)
韓国総合株価指数 2482.57(-49.09 -1.94%)
豪ASX200指数 8255.63(-10.59 -0.13%)
インドSENSEX30種 78920.63(-575.52 -0.72%)
12日のアジア株は軒並み下落。トランプ次期大統領が国務長官(外務大臣に相当)や国家安全保障担当補佐官に対中強硬派を指名するとの報道から米中対立が激化するとの警戒感からアジア株では売りが広がった。こうした報道を受けて、上海株や香港株は大幅安となっている。豪州株は小幅続落。米ハイテク株の上昇などからテック銘柄が買われる一方で、原油価格の大幅安を受けてエネルギー関連が売られた。
上海総合指数は大幅反落。ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、保険大手の中国平安保険、航空機メーカーの中航沈飛、銀行大手の中国農業銀行、電力会社の中国長江電力が売られた。
香港ハンセン指数は大幅続落。自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)、アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団(チャイナ・ホンチャオ・グループ)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、ビール会社の華潤ビール(チャイナ・リソーシズ・ビール)、電子商取引のJDドットコム、電気自動車(EV)メーカーの理想汽車が売られた。
豪ASX200指数は小幅続落。ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、データセンターのネクストディーシー、メディア会社ナイン・エンターテインメント、求人ウェブサイトのシークが買われる一方で、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行が売られた。