ニューロジーンが急落 臨床試験参加者に重篤な有害事象が発生=米国株個別
(NY時間09:40)(日本時間23:40)
ニューロジーン<NGNE> 45.07(-26.46 -36.99%)
遺伝子医薬品のニューロジーン<NGNE>が急落。同社のレット症候群治療薬の臨床試験で、新たに治療関連の重篤な有害事象が発生したことを公表した。
アナリストは、クリーンな安全性プロファイルが想定されていた分、今回の報告は失望感が大きい。新たに指摘された有害事象に関する明確化が重要だと述べている。
一方、最初の低用量5名と高用量2名の参加者において、治療に関連した重篤な有害事象やMeCP2過剰発現の毒性を示す徴候や症状はなかったとも付け加えている。
【企業概要】
がんや炎症性腸疾患など神経疾患を治療可能な状態に変える遺伝子医薬品の開発に重点を置く臨床段階のバイオテクノロジー会社。独自のEXACT導入遺伝子制御プラットフォーム技術により、従来の遺伝子治療に伴う導入遺伝子の毒性を制限しながら、最適化された治療レベルの提供が可能となる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース