ツガミが後場に買われる、今期業績・配当予想を上方修正し自社株買い実施へ
ツガミ<6101>が後場に買われた。13日午後1時、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績と配当予想の修正を発表。今期の最終利益予想を15億円増額して80億円(前期比48.8%増)に見直した。期末配当予想は3円増額して27円に引き上げたほか、自社株買いの発表も行っており、これらを手掛かり視した買いが入ったようだ。
今期の売上高予想は70億円増額して970億円(同15.6%増)に引き上げた。4~9月期の実績と足もとの受注動向を業績予想に反映した。年間配当予想は54円で前期比6円増配となる。加えて、取得総数25万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.52%)、取得総額4億円を上限とする自社株買いを11月13日から25年5月12日の間に実施する。今年5月に決議した取得総数50万株、取得総額7億5000万円を上限とする自社株買いの期間は11月12日に終了。取得実績は39万4200株で総額5億6453万円だった。9月中間期の売上高は前年同期比23.6%増の497億9500万円、最終利益は同2.2倍の48億1300万円だった。