エクストリムが後場急騰、25年3月期業績予想及び配当予想の上方修正と自社株買い発表を好感
エクストリーム<6033>が後場急騰し年初来高値を更新している。午後1時30分ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を110億円から116億5000万円(前期比14.0%増)へ、営業利益を10億円から15億円(同36.7%増)へ、純利益を7億1000万円から10億8000万円(同4.4%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を26円から40円へ引き上げたことが好感されている。
子会社Dragami Gamesが今年9月に発売したゲームタイトル「LOLLIPOP CHAINSAW RePOP」が当初の販売計画を大幅に上回り、コンテンツプロパティ事業の売上高及び営業利益が増加していることが要因としている。なお、9月中間期決算は、売上高55億9700万円(前年同期比15.7%増)、営業利益8億1900万円(同26.8%増)、純利益5億3500万円(同7.6%減)だった。
同時に、上限を8万株(発行済み株数の1.48%)、または1億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は11月14日から来年3月31日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行や株主還元策の一環として取得するという。