スピリット航空、破産裁判所で債権者との合意に近づいていると伝わる=米国株個別
(NY時間10:17)(日本時間00:17)
スピリット航空<SAVE> 1.38(-1.84 -57.01%)
スピリット航空<SAVE>は、破産裁判所で債務再編を行う債権者との合意に近づいているとの報道が嫌気されている。債権者との合意により、同社の既存株式は消却される見通しであることを同社は提出書類で言及。
アナリストは「フロンティア航空が同社との合併提案を破棄して以降、同社は第3四半期の報告期限に間に合わず、既存株主を排除する可能性が高い米連邦破産法第11条に基づく債務再編の確保に焦点を当てるだろう」と指摘。
「同社の33億ドルの負債には9月に償還期限を迎えた11億ドルの社債が含まれているが、12月23日までに借り換えを行う必要がある。同社は2024年のEBITDAR(Rは賃貸料)は赤字を計上する可能性があり、保有機材をすべて現金化している」とも述べた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース