スターバックス、アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ　株価は小幅安＝米国株個別

（NY時間10:25）（日本時間00:25）

スターバックス<SBUX>　98.34（-0.46　-0.47%）

アナリストがスターバックス<SBUX>の投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価も７７ドルに設定した。前日終値よりも２２％低い水準。同等の売上回復実現のためのコストへの懸念を理由に挙げている。

同社の「Ｂａｃｋ ｔｏ Ｓｔａｒｂｕｃｋｓ」戦略にはメリットがあるものの、回復にはコンセンサスに十分に反映されていないコストが伴うと指摘。２５年度の既存店売上高はプラス成長を予測しているが、それが持続可能かは疑問だと述べた。戦略計画の遂行には投資の増額が必要で、レバレッジ水準も圧迫されるとしている。また、２５年度のガイダンス撤回からもわかるように、可視性も限定的だとも述べた。

現在の株価は高水準の予想ベースの株価収益率（ＰＥＲ）で取引されており、予想を下回ることは許されない状況だという。

同社株は小幅安で推移。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース