ROXXが急伸、25年9月期は戦略投資除けば営業黒字へ
ROXX<241A>が急伸している。13日の取引終了後に発表した24年9月期単独決算が、売上高34億7600万円(前の期比67.5%増)、営業損益4億7000万円の赤字(前の期7億4600万円の赤字)と営業赤字幅が縮小したことに加えて、7~9月期では営業利益4100万円と四半期として初めて黒字化を達成しており、好材料視されている。
求人企業が採用を行った際に支払う採用成果報酬と採用事務手数料からなるパフォーマンス収入が急拡大したほか、ノンデスクワーカー向け転職プラットフォーム「Zキャリア」のプラットフォーム利用料も着実に成長した。
25年9月期業績予想は、売上高52億3500万円(前期比50.6%増)、営業損益1億9500万円の赤字と営業赤字幅の縮小を見込む。引き続き売上高は高成長を見込むものの、「Zキャリア」の認知拡大を目的としたマス広告の実施などの戦略投資約5億円を行うことから赤字を見込むとしている。