クオリプスが6日ぶり反発、25年3月期業績を営業赤字縮小へ上方修正
クオリプス<4894>が6日ぶりに反発している。この日の寄り前に、25年3月期の連結業績予想について、売上高を2000万円から1億7300万円(前期比7.5倍)へ、営業損益を12億300万円の赤字から9億2400万円の赤字(前期5億8800万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
従来予想では合理的に見積もることが困難だった培養上清関連の売上高に関して、研究開発業務が順調に進捗し、研究用培養上清試薬の提供を開始したことが要因。また、大阪・関西万博に関連する売り上げを計上する予定であることも寄与する。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、前年同期は連結決算を開示していないため単純比較はできないものの、売上高700万円、営業損益3億9800万円の赤字だった。