東京株式(前引け)=小幅反発、方向感定まらず不安定な地合い

市況
2024年11月14日 11時48分

14日前引けの日経平均株価は前営業日比39円36銭高の3万8761円02銭と小幅反発。前場のプライム市場の売買高概算は10億8623万株、売買代金概算は2兆2699億円。値上がり銘柄数は822、対して値下がり銘柄数は753、変わらずは66銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、朝方は広範囲に買い戻しの動きが表面化し日経平均は上値を指向したが、買い一巡後は一転して軟化傾向となり、前場取引終盤に大口の売りが出て一気にマイナス圏に沈む場面もあった。引け際に再び買いが優勢となり、小幅ながらプラス圏に切り返して着地した。前日の米国株市場では10月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想と合致したことで、FRBによる利下げ期待を背景にNYダウが反発した。外国為替市場で1ドル=156円近辺まで円安が進んだこともあり、東京市場では先物にショート筋の買い戻しを誘ったが、その後は主力株の上値を買い進む動きもみられず不安定な値動きに終始している。

個別では売買代金トップのディスコ<6146>が下値模索の動きを継続し、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など売買代金上位の半導体製造装置関連は揃って下落。セブン&アイ・ホールディングス<3382>が軟調、関西電力<9503>が大きく売り込まれた。UTグループ<2146>はストップ安、ロート製薬<4527>も急落した。半面、三菱重工業<7011>が商いを膨らませ上昇、川崎重工業<7012>、IHI<7013>なども買いを集めた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が堅調、メルカリ<4385>も値を上げた。三井E&S<7003>が値を飛ばし、TOYO TIRE<5105>も活況高。青山商事<8219>が急騰、ライフドリンク カンパニー<2585>はストップ高となった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.