シンシア---3Qは増収・営業利益は2ケタ増益、主力のコンタクトレンズ事業が2ケタ増益に

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2024年11月14日 14時25分

シンシア<7782>は13日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比8.7%増の48.45億円、営業利益は同35.5%増の3.82億円、経常利益は同0.4%減の3.57億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同8.6%減の2.18億円となった。

コンタクトレンズ事業の売上高 は44.95億円(前年同期比1.9%増)、セグメント利益は4.90億円(同17.2%増)となった。同社ブランド商品の売上高について、クリアレンズは売上高23.65億円(同2.8%増)となった。カラーレンズは「シンシアワン デーSクレシェ」が2.41億円(同18.2%増)、「シンシア2ウィークSクレシェ」が5.11億円(同5.2%増)となった。プライベートブランド商品の売上高は、カラーレンズは2.45億円(同56.3%減)、クリアレンズは13.64億円(同28.4%増)となった。

コンサルティング事業について、売上高は0.45億円(前年同期は0.45億円)、セグメント利益は0.22億円(前年同期比88.7%増)となった。2022年末に事業譲渡を受けた、医療法人緑風会が運営する医療脱毛クリニックの運営管理サポートによるものである。

システム事業について、売上高は3.05億円、セグメント利益は0.46億円となった。今後、市場ニーズの高まりにより成長が見込まれるリユース業界向けPOSシステムのリーディングカンパニーである、タロスシステムズの株式51%を2023年11月に取得して連結子会社とし、2024年3月に同社株式の49%を追加取得し完全子会社とした。

2024年12月期通期については、売上高が前期比6.6%増の63.53億円、営業利益が同2.5%増の3.86億円、経常利益が同16.1%減の3.74億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.6%減の2.46億円とする期初計画を据え置いている。

《AK》

提供:フィスコ

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