やまびこが後場に急上昇、北米向け好調で円安寄与し今期業績予想を上方修正
やまびこ<6250>が後場に急上昇している。14日午後2時、24年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高予想を従来の見通しから20億円増額して1620億円(前期比7.0%増)、最終利益予想を10億円増額して140億円(同53.9%増)に見直した。直近の業績動向を踏まえたほか、想定為替レートを見直し、1ドル=145円(前回は140円)、1ユーロ=155円(同150円)とした。1~9月期の売上高は前年同期比7.9%増の1271億5100万円、最終利益は同48.4%増の134億3000万円だった。主力の小型屋外作業機械では北米市場においてプロモーション効果や良好な天候を背景に、ホームセンター向けを中心に伸長。欧州市場では新型ロボット芝刈機の販売が好調だった。