デリカフーズホールディングス---2Qも2ケタ増収、主業の青果物流通事業は取引先ニーズへの積極的な対応を推進

材料
2024年11月14日 14時56分

デリカフーズホールディングス<3392>は13日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.7%増の280.56億円、営業損失が1.11億円(前年同期は3.29億円の利益)、経常損失が0.73億円(同3.79億円の利益)、親会社株主に帰属する中間純損失が0.66億円(同3.20億円の利益)となった。

当中間連結会計期間において、同社グループは外食産業における売上回復基調や省力化ニーズの高まりを捉えることで、引き続き着実に売上を伸ばした。主業である青果物流通事業を担うデリカフーズにおいて、継続的に取引業種バランスの最適化を図りながら、新たな取引先ニーズへの積極的な対応を進めた他、消費者向けミールキットを手掛ける楽彩を中心に、BtoC事業の拡充も推し進めた。また、物流子会社であるエフエスロジスティックスも、「物流業界の2024年問題」をチャンスととらえ、新規開拓によるグループ外売上の拡大に努めた。以上の結果、当中間連結会計期間における売上高は、中間連結会計期間としては過去最高を計上した。一方、損益面では、正社員・パート従業員の処遇見直し、商品開発や研究開発への積極的且つ継続的な投資等に伴う経費増が先行的に発生する中、本年4月に竣工した大阪FSセンターの立ち上げにかかる一過性の諸経費が発生したこと、長引く天候不順(長雨、猛暑等)の影響で各種野菜の生育不良・品質不良が発生し、輸入商材を含め仕入価格が急騰したことが減益要因となった。

2025年3月期通期については、売上高が前期比6.0%増の560.00億円、営業利益が同47.1%減の6.00億円、経常利益が同44.4%減の7.00億円、親会社に帰属する当期純利益が同57.6%減の4.30億円とする10月11日に修正した連結業績予想を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.