マイクロソフトに一時売り強まる 米FTCが反競争的慣行について調査開始の準備と伝わる=米国株個別
(NY時間13:12)(日本時間03:12)
マイクロソフト<MSFT> 425.51(+0.31 +0.07%)
日本時間15日午前3時前からマイクロソフト<MSFT>に一時売りが強まった。米連邦取引委員会(FTC)が、同社のクラウド・コンピューティング事業における反競争的慣行について調査開始の準備を進めていると伝わった。英FT紙が報じた。
FTCは同社が生産性ソフトウェアにおける市場力を乱用し、顧客がアジュールのクラウドサービスから競合他社のプラットフォームにデータを移行するのを防ぐために、懲罰的なライセンス条件を課していると疑っているという。
調査の対象は、離脱者のサブスクリプション料金の大幅引き上げ、高額な離脱料の請求、オフィス365製品を競合クラウドと互換性のないものにすることなどが含まれていると伝えている。
FTCは調査の一環として同社にまだ、文書やその他の情報を正式に要求していない。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース