FOMCは来年一杯据え置きとの見方も
米アセット・マネジメントのストラテジストはFRBは12月に利下げを実施した後は、来年一杯政策金利を据え置く可能性が高いとの見方を示した。トランプ政権下で実施される政策が経済に与える影響を見極めるためだという。
パウエル議長が政策運営を実施して行くうえで、2025年はやや視界不良だと述べている。トランプ政権の政策が成長を押し上げるのか、あるいは一段のインフレにつながるのか、まだ分からない。しかし、FRBはもう1回行動し、その後は来年末まで恐らく政策を維持するとの前提で取り組んでいるという。
ただ、大方のエコノミストは利下げは来年も続くと予想しており、短期金融市場でも同様の織り込みがなされている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース