米10年債、長期的に4.75-5.00%水準を試す可能性
米10年債利回りは長期的に4.75-5.00%の水準に上昇する可能性が否定できないとの指摘がストラテジストから出ている。背景にあるのはインフレ期待の上昇見通しだという。
米10年債利回りはこの2カ月間に3.6%から4.5%近くまで急上昇したが、ここ数日は4.40%程度まで後退している。
FRBが現在進めている利下げペースには不透明感があると見ており、向こう1年間の利下げペースはデータに左右されることから、今回の利下げサイクルのターミナルレート(最終到達点)は3.75%程度になる可能性が高いという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース