マクロミルがカイ気配スタート、TOB価格1150円にサヤ寄せの動き
マクロミル<3978>がカイ気配スタート。同社は14日の取引終了後、欧州系投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズ傘下のTJ1(東京都千代田区)がマクロミルに対し、完全子会社化を目的に1株1150円でTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。マクロミルの株価はTOB価格にサヤ寄せする動きとなっている。
買付予定数の下限は2566万500株(所有割合65.87%)で、上限は設定しない。TOB成立後、所定の手続きを経て、マクロミルは上場廃止となる予定。ファンドの傘下に入ることで事業投資を機動的に行い、中長期的な成長戦略を実行していく方針。買付期間は11月15日から12月26日。マクロミルはTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。東京証券取引所は11月14日、マクロミルを監理銘柄(確認中)に指定した。