バイセルがS高カイ気配、第3四半期営業利益は2.4倍、1株から2株への株式分割も発表
BuySell Technologies<7685>が続伸している。14日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高441億9000万円(前年同期比48.2%増)、営業利益37億1100万円(同2.4倍)となり、あわせて12月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感されている。
出張訪問買い取り事業、グループ店舗買い取り事業ともに単価向上施策や戦略的なリピート獲得が奏功したほか、今期に入り新たに2社を連結化したことが牽引した。また、販管費の効率化により費用の増加を抑制し、大幅増益を達成した。
24年12月期通期業績予想は、売上高618億5000万円(前期比45.3%増)、営業利益46億8000万円(同67.4%増)の従来見通しを据え置いたが、会社側では第3四半期時点の営業利益は社内計画を超過しているとし、戦略的な在庫キャリーを実施するため通期計画を据え置くものの、利益は「計画並み~やや上回る水準」での着地を見込むとしている。