EMシステムがS高カイ気配、24年12月期経常益・配当予想の上方修正を好感
イーエムシステムズ<4820>がストップ高の水準となる前営業日比100円高の640円でカイ気配となっている。14日の取引終了後、24年12月期の連結業績・配当予想の修正について発表。今期の売上高予想を従来見通しから17億2500万円増額して237億3900万円(前期比16.6%増)、経常利益予想を13億100万円増額して45億100万円(同56.9%増)に修正したほか、期末配当予想は13円増額して20円とした。
電子処方箋や関連オプションソフトの導入がチェーン薬局を中心に加速した影響などを業績予想に織り込んだ。年間配当予想は前期比15円増配の29円となる。一方、医科システム事業及び介護・福祉システム事業でのサーバーやソフトウェアなど固定資産で減損損失を計上したことに伴い、今期の最終利益予想は1億8100万円減額して19億7800万円(同0.8%増)に見直した。加えて、自己株式400万株(発行済み株式総数の5.37%)を12月16日に消却する予定だと開示。新たな中期経営計画も公表した。