朝日インテクが急反発、第1四半期営業利益は21%増と順調な滑り出し
朝日インテック<7747>が急反発している。14日の取引終了後に発表した第1四半期(7~9月)連結決算が、売上高311億8400万円(前年同期比8.6%増)、営業利益97億2600万円(同20.9%増)、純利益67億8400万円(同11.7%増)と大幅増益となったことが好感されている。
PCIガイドワイヤーや貫通カテーテルを中心に、欧州を除く全地域で循環器領域の需要が増加したほか、脳・末梢・腹部・消化器・ロボティクスなど非循環器領域も伸長。また為替が円安だったことも寄与した。なお、25年6月期通期業績予想は、売上高1167億3700万円(前期比8.5%増)、営業利益252億1000万円(同13.9%増)、純利益188億300万円(同18.9%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、中国広西チワン族自治区に医療機器の製造・開発を行う100%子会社を来年2月をメドに設立すると発表。また、金型設計・製造のニッタモールド(滋賀県甲賀市)の全株式を来年1月6日付で取得し子会社化すると発表しており、これらも好材料視されているようだ。