鈴茂器工が切り返し急、ご飯盛り付けロボット増・価格改定効果で上期業績は計画上振れ
鈴茂器工<6405>が切り返し急。14日の取引終了後に発表した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比16.9%増の78億7400万円、経常利益は同2.3倍の10億9200万円、最終利益が同2.7倍の7億9400万円となった。いずれも会社計画を上回って着地しており、通期業績の上振れを期待した買いが集まったようだ。国内において、すしロボットはスーパーマーケットからの増設需要が追い風となったが、大手回転すしチェーンでは入れ替え需要が一巡し売り上げが減少した。レストランなどでのご飯盛り付けロボットの入れ替え・新設の動きや価格改定の効果が表れ、国内は増収となった。外食・小売業における日系企業の海外進出や日本食の普及拡大を背景に、海外売上高も伸長した。