東京為替:ドル・円は伸び悩み、日本の円安牽制で
15日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み、156円22銭から156円75銭まで上昇後は156円30銭台に失速した。日経平均株価の強含みで円売りに振れやすい。また、米10年債利回りの上昇でドル買いを強めたが、日本の円安牽制でドル買いを弱めた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円22銭から156円75銭、ユーロ・円は164円51銭から165円03銭、ユーロ・ドルは1.0523ドルから1.0542ドル。
【経済指標】
・日・7-9月期GDP1次速報:前期比年率+0.9%(予想:+0.7%、4-6月期:+2.2%←+2.9%)
・中・10月鉱工業生産:前年比+5.3%(予想:+5.6%、9月:+5.4%)
・中・10月小売売上高:前年比+4.8%(予想:+3.8%、9月:+3.2%)
【要人発言】
・加藤財務相
「足元の為替は一方的、急激な動きもみられる」
「為替市場の動向を極めて高い緊張感をもって注視」
「為替の行き過ぎた動きには適切な対応をとっていく」
「米為替報告書では、引き続き適切な対応をはかっていく」
《TY》