株価指数先物【昼】 ハイテク株買われるもTOPIX型優位の展開

市況
2024年11月15日 12時07分

日経225先物は11時30分時点、前日比290円高の3万8870円(+0.75%)前後で推移。寄り付きは3万8910円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万8970円)にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まった。買い一巡後は軟化し、3万8750円まで上げ幅を縮める場面もみられたが、中盤にかけて再びロング優勢の流れのなか、一時3万9130円まで買われた。ただし、節目の3万9000円をキープできず、25日移動平均線(3万8970円)を下回ったことで、中盤以降は3万8800円~3万8900円辺りの狭いレンジでの推移となった。

日経225先物は買い先行で始まった後に3万9130円まで上げ幅を広げたが、25日線近辺では強弱感が対立しやすく、積極的なロングの動きは限られた。本日は指数インパクトの大きい値がさハイテク株の上昇が日経平均型を牽引する形ではあるが、東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]なども中盤以降は膠着感が強まっており、様子見姿勢に向かわせやすい。後場も引き続き25日線水準での攻防をみせてくるだろうが、同線を明確に上放れてくるようだと、週末要因もあってショートカバーを誘う可能性はあるだろう。

NT倍率は先物中心限月で14.27倍と横ばいだった。一時14.32倍まで上昇し、75日・200日線(14.28倍)を上回る場面もみられた。しかし、その後は14.22倍まで低下するなど、TOPIX型優位の状況である。ハイテク株が買われるなかでもNTロングに振れにくい状況であり、NTショートでのスプレッド狙いに向かわせそうだ。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.