日産自が3日ぶり急反発、アクティビストによる保有観測が新たに伝わる
日産自動車<7201>が3日ぶり急反発。同社を巡っては旧村上ファンド系のエフィッシモ・キャピタル・マネージメントと関係のあるファンドが9月30日時点で株式を2.5%保有していることが11日に明らかとなり、翌12日に株価は急上昇していたが、15日に香港のヘッジファンドでアクティビストとして知られるオアシス・マネジメントも、日産自の株式を保有していると国内メディアが伝えた。保有割合については、大量保有報告書の提出が必要な5%を超す水準ではないとみられている。今後、アクティビストが日産自株の買い増しに動いて収益改善に向けた提案を行い、同社の業績が回復に向かうなどといった思惑を広げる形となり、買いが集まった。