アジア株 総じて下落、上海株は続落
東京時間17:46現在
香港ハンセン指数 19426.34(-9.47 -0.05%)
中国上海総合指数 3330.73(-49.11 -1.45%)
台湾加権指数 22742.77(+27.39 +0.12%)
韓国総合株価指数 2416.86(-2.00 -0.08%)
豪ASX200指数 8285.15(+61.20 +0.74%)
インドSENSEX30種 77580.31(休場)
15日のアジア株は総じて下落。前日の米国株の下落を受けて、売り優勢で推移する市場が多くみられた。一方で、押し目買いの動きから一部の市場では堅調に推移した。上海株は続落。米中対立の警戒感に加えて、国内景気の先行き不透明感が重石となった。今日発表された中国の経済指標で10月の鉱工業生産指数や小売売上高は予想を上回ったものの、不動産投資や住宅不動産販売の結果は低調だった。ソフトウェアなどハイテク関連株、不動産株に売りが目立った。インド市場は休場。
上海総合指数は続落。保険大手の中国人寿保険、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技、ソフトウエアメーカーの北京金山弁公軟件、不動産会社の保利置業集団、太陽光発電や飼料会社の通威が売られた。
香港ハンセン指数は小幅続落。インターネット・サービス会社の網易、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)が買われる一方で、ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)が売られた。
豪ASX200指数は続伸。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、不動産会社のグッドマン・グループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズ、航空会社のカンタス航空が買われた。