ボ―イングが5日ぶりに反発 米中貿易への懸念は行き過ぎとの指摘も=米国株個別
(NY時間13:29)(日本時間03:29)
ボーイング<BA> 139.93(+1.79 +1.30%)
本日の米株式市場は全体的には売りが優勢となっている中、ボ―イング<BA>が5日ぶりに反発している。トランプ氏が次期大統領に決まって以降、同社株は上値の重い展開がつ続いていた。関税政策はもちろんのこと、トランプ氏は対中強硬派のルビオ上院議員を国務長官に指名するなど対中包囲網を形成しようとしている。
米中貿易関係への懸念がボーイングの株価の重石となっていうようだが、アナリストからは「懸念は行き過ぎ」との指摘も出ている。ボーイングの受注残に占める中国の割合は、2012年から2018年の納入分では23%まで拡大していたものの、現在に至っては2%程度しかないという。同アナリストの投資判断は「買い」、目標株価は200ドルとしている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース