個人投資家・有限亭玉介:最大イベント「米大統領選」後のハネムーン期間の株高に期待【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2024年11月17日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2024年11月11日14時に執筆

米大統領就任から100日間は「ハネムーン期間」と呼ばれる株高のアノマリーです。同じタイミングで米FRBも利下げを実施しており、米国株は絶好調となっています。冴えない動きの日本株としては、このチャンスにあやかりたいものですけれどもねぇ。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

選挙の結果、見事にトランプ大統領が返り咲きましたな。4年前のように選挙結果が出るまで長引く事もなく、世界中の投資家達が胸を撫で下ろす様子が目に浮かびますよ。トランプ氏からどんな目新しい政策が出てくるのか楽しみですな。

トランプ氏の政策の1つとして、EVの潮流をストップして化石燃料を拡大させる方針を発表しております。それにも関わらず、EV市場を席巻しているテスラの代表であるイーロン・マスク氏が熱狂的なトランプ支持者という事は何を意味するのでしょうか。何か株式市場を震撼させる狙いがありそうで期待してしまいますねぇ。

トランプ氏のように批判を恐れず自身が掲げる政策へ猪突猛進する政治家…日本のその生業の方々には見習ってほしいもんです。日本の首相ですら、自らの党でリーダーシップをとれていないというのですから、また皮肉なもんでございます。マニフェストにも掲げていないステルス増税を秘密裏にやり始める日本の政治家とは全く異なるタイプでしょうから、今後の日米関係がどうなるのか心配ではありますねぇ。

ひとまずこのハネムーン期間は、トランプ氏の政策と関連のある日本株が物色されるか注視したいところです。あとは厄介事を色々と抱えているでしょうから、縁起でもないですが暗殺されるなんて事が無いようお願いしますよ…。さて、今回はハネムーン期間から今後見ておきたい銘柄を重点的にピックアップしました。

半導体関連向け純水製造装置に強みを持つオルガノ<6368>は、11月1日の決算と併せて上方修正も発表しました。25年3月期は過去最高益を更新する予想です。同社は配当性向30%以上を目標にしているとの事で、しっかり増配しておりますな。堅調に受注を獲得しており、トランプ政権で日米の半導体関連がどうなるか監視です。

こちらも半導体関連から半導体商社である丸文<7537>をチェックして参ります。同社も直近の決算が好調で上方修正も発表しました。円安メリットの恩恵を享受している同社ですが、トランプ氏は円安・ドル高の状況を良く思っていない事が気になりますねぇ。PER・PBRは割安で、チャート(日足)は底値圏からトレンド転換できるか。

直近で年初来高値を更新したヤマシンフィルタ<6240>は、11月5日の決算後に急動意しました。経常利益は14期ぶりに過去最高益を更新する見通しで、増配も好感されたようです。じわじわと下値を切り上げているチャート(日足)は、どこまでトレンドを形成できるか監視中。株価も手を出しやすい価格帯ですな。

しばらく下落基調が続いていた九州フィナンシャルグループ<7180>は、ここに来て底値圏から反発を確認しました。11月5日に上方修正を発表すると、25日線・75日線を上回っております。PBRは1倍割れで、株主還元の拡充があるか注視です。

直近で下値を切り上げているアライドテレシスHD<6835>は、10月にNTTコミュニケーションズと産業分野におけるセキュリティービジネスで協業すると発表して好感されておりましたな。11月13日の決算通過後にどう動くかと監視を強めております。

最後は業績が軟調ながらも、急激に買われていた「気になる銘柄」としてANAP<3189>をピックアップしてみました。直近で債務免除益による特別利益の発生で物色される他、円高メリット銘柄としてもチェックです。中長期でトレンドを形成できるか注視しております。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

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