明日注目すべき【好決算】銘柄 アップル、ミルボン、KLASS (15日大引け後 発表分)
11月15日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
アップル <2788> [東証S] ★今期経常を25%上方修正、配当も5円増額
◆24年12月期の連結経常利益を従来予想の12.9億円→16.2億円に24.8%上方修正。増益率が2.2%増→27.5%増に拡大する見通しとなった。海外中古車輸出事業が好調に推移したことに加え、為替が想定以上に円安基調になっていることなどを織り込んだ。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→15円(前期は15円)に大幅増額修正した。
ミルボン <4919> [東証P] ★1-9月期(3Q累計)経常が39%増益で着地
◆24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比39.4%増の48.8億円に拡大して着地。国内はプレミアムブランド「オージュア」などのヘアケア用剤が業績を牽引。海外では韓国の好調が中国の不振を補い、為替の円安効果もプラスに働いた。昨年にドライヤーの在庫評価損を計上した反動も大幅増益の要因となった。
KLASS <6233> [東証S] ★今期経常は2.6倍増益へ
◆24年9月期の連結経常利益は前の期比60.4%減の1億1200万円に落ち込んだものの、続く25年9月期は前期比2.6倍の2億9500万円にV字回復する見通しとなった。今期は前期に不振だったプロフェッショナル部門が稼働率改善や一時的コストの解消によって赤字が縮小する計画。業績成長が続いた二次電池製造装置を主力とするインダストリー部門は採算重視の戦略で減収増益を見込む。
株探ニュース