KLASSがカイ気配、25年9月期営業益2.6倍化見通しで大底圏を急速離脱へ
KLASS<6233>が全体地合い悪に抗してカイ気配スタートとなり異彩を放っている。同社はインテリア内装工事で自動化や省力化に貢献する製造機器を生産している。前週末15日取引終了後に発表した25年9月期業績予想は前期比2.6倍の3億円を予想しており、これをポジティブ視する買いを呼びこんだ。24年9月期は営業63%減益と低調だったが、一時的な金型償却コストなどが利益を押し下げたもので、今期は売上高増勢となるなか、利益面でも大きく切り返す見通しだ。職人の構造的な人手不足を背景に同社の自動化・省力化機器に対する潜在的ニーズは高い。株価はここ数カ月にわたって底値圏でもみ合っていたが、今月中旬以降は動きを一変、前週末まで5日続伸していた。きょうは今期業績の急回復見通しを受け一気に物色人気に火が付いた。