santecが切り返し急、データセンター特需で光ファイバー向け測定装置などに期待
santec Holdings<6777>が切り返し急で、一時6000円台復帰を果たした。光パワーモニター、光フィルター、光可変減衰器などの光関連部品と光測定器を主力展開しており、独自の製品ラインアップで他社と一線を画す。そうしたなか、世界的なデータセンターの建設ラッシュによって光ファイバー向け測定装置などの需要拡大が追い風として期待されている。業績も好調で25年3月期上期(24年4~9月)営業利益は前年同期比2.2倍の38億6500万円と急拡大、通期見通しについても従来予想から上方修正し前期比13%増の63億円予想としているが、なお保守的という見方もあり、再増額の可能性も意識されている。