精工技研が逆行高で4000円大台復帰、DC向け光デバイス好調で業績様変わり
精工技研<6834>が逆行高で4000円大台復帰、一時165円高の4070円まで駆け上がり、今月13日に上ヒゲでつけた年初来高値4175円を再び視界に置く場面にある。時価は2006年以来約18年ぶりの高値圏に浮上しているが、人気化の背景にあるのが同社の光電融合技術。これは世界的にデータセンター建設が活発化するなか、その際に問題視されている電力量の膨大化に対応した技術として耳目を集めている。業績もデータセンター向け光デバイスが牽引する形で様変わり、25年3月期は期初予想を大幅上方修正し営業利益段階で前期比90%増の20億円を見込んでいる。