リケンNPR---2Qは売上高846億円、期末配当の増配を発表
リケンNPR<6209>は14日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が846.50億円、営業利益が54.44億円、経常利益が67.19億円、親会社株主に帰属する中間純利益が39.34億円となった。同社は2023年10月2日に株式会社リケンと日本ピストンリング株式会社が統合し設立したため、前年中間期の計数及び対前年中間期増減率は記載していないが、両社の前年同期の決算値を合算した数値との比較では、3.5%の増収、営業利益・経常利益でそれぞれ43.2%、18.6%の増益となっている。
自動車・産業機械部品事業の売上高は657.43億円、セグメント利益は44.77億円となった。
配管・建設機材事業の売上高は91.81億円、セグメント利益は5.34億円となった。
その他の売上高は108.33億円、セグメント利益は6.94億円となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比23.4%増の1,710.00億円、営業利益は同18.7%増の104.00億円、経常利益は同9.2%増の127.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同69.6%減の80.00億円とする期初計画を据え置いている。但し、2024年3月期に計上した負ののれんの発生益を除くと親会社株主に帰属する当期純利益は、同9億円の増益となっている。
また、同日、2025年3月期の期末配当金について、前回予想から5.00円増額の75.00円とすることを発表した。これにより、2025年3月期の1株当たり配当金は、年間で120.00円(前期比50.00円増配)となる。
《AK》