外為サマリー:154円60銭前後で推移、日銀総裁発言を受け一時円安に振れる
18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=154円59銭前後と前週末午後5時時点に比べ1円10銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=162円91銭前後と同1円50銭程度のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は、午前9時時点では154円60銭前後で推移していたが、同40分過ぎには一時153円80銭台まで下落した後、午前10時20分過ぎには155円10銭台までドル高・円安に振れる場面があった。この日は植田和男日銀総裁の講演があったが、警戒された追加利上げに前向きなタカ派発言はなくドル買い・円売りを促した。午後にかけては154円半ばを中心とする一進一退が続いた。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0537ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。