東証グロース市場250指数先物概況:米金利上昇やエヌビディア納入遅延警戒で安値引け

市況
2024年11月18日 16時30分

11月18日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比9pt安の611pt。なお、高値は618pt、安値は611pt、日中取引高は2855枚。先週末の米国市場のダウ平均は続落。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のタカ派発言を受けた売りが継続し、寄り付き後、下落。トランプ次期政権の規制緩和など企業の業績を支援する政策を期待した買いが一段落したほか、FRB高官発言を受け、12月の追加利下げ観測が後退したため、続落した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比8pt安の612ptからスタートした。米株安の影響を受け、朝方から軟調に推移。米金利の上昇で新興市場から資金が流出しているとの見方が強まる中、米エヌビディアのAI処理向け半導体新製品の納入遅延リスクが警戒され、投資家心理が後退。25日移動平均線や日足パラボリックが陰転するSAR-L水準は死守したものの、終日売り優勢の展開となった。トランプ次期政権による関税引き上げ懸念も再燃し、本日の安値となる611ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、ジーエヌアイ<2160>やインテグラル<5842>などが下落した。

《SK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.