ヘッジファンド、S&P500の反落を受け米国株を売却 ヘルスケアには買い
米大手証券のプライム・ブローカレッジ・デスクの集計によると、11月15日週のヘッジファンドによる米個別株の差し引きの売却額が7週間ぶりに増加した。買いポジションを上回る空売りによってもたらされたという。
セクター別に見ると、IT、通信サービス、素材が最も多く売られ、ヘルスケア、金融、消費財が最も多く買われた。ヘルスケアについては、医薬品、ヘルスケア機器用品、ヘルスケア・プロバイダー・サービスへの買いが、バイオおよびライフサイエンスへの投資を上回った。ヘルスケアは過去8週間のうち7週間に渡って最も多く買われているという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース