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ウラン関連株が上昇 ロシアによる米国への濃縮ウラン供給の一時制限=米国株個別

材料
2024年11月19日 3時22分

(NY時間13:15)(日本時間03:15)

ウラニウム・エナジー<UEC> 8.38(+0.96 +12.95%)

カメコ<CCJ> 56.69(+3.10 +5.78%)

ネクスジェン・エナジー<NXE> 8.06(+0.68 +9.21%)

デニソン・マインズ<DNN> 2.29(+0.20 +9.62%)

エナジー・フュエル<UUUU> 7.20(+0.56 +8.43%)

ウラン関連株が上昇。ロシアが先週、米国への濃縮ウランの供給を一時的に制限すると発表したことが材料視されている。先週金曜日の深夜に発表されたこの措置は、米国の原子炉に必要なウラン同位体の分離能力のほぼ半分をロシアが支配しており、核燃料サイクルにおける米国の脆弱な部分を標的にしたもの。

これにより、米国の原子炉を稼働させ、同国の電力の約5分の1を発電している電力会社に供給リスクが生じる可能性があるという。米国の顧客は供給元を多様化しているが、最大の顧客が誰であるかは依然として不明である。

コンステレーション・エナジー<CEG>が3月に述べたところによると、ロシアの濃縮ウランを市場から排除すると潜在的な供給不足が生じ、米国の年間濃縮必要量のすべてに相当することになるという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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