プロジェクトホールディングス---3Qは減収なるも通期予想は据え置き
プロジェクトホールディングス<9246>は14日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.9%減の39.23億円、営業損失が2.01億円(前年同期は6.65億円の利益)、経常損失が2.39億円(同6.57億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.17億円(同4.02億円の利益)となった。
デジタルトランスフォーメーション事業の売上高は29.24億円(前年同期は35.01億円)、セグメント利益は2.53億円(同12.41億円)となった。4月に入社した37名の新卒社員の収益化が計画を上回る進捗をしたこと、離職率が低下基調にあることにより前四半期対比で増収基調へと転換している。
DX×テクノロジー事業の売上高は7.38億円(同10.40億円)、セグメント損失は0.96億円(同0.36億円)となった。アルトワイズ社が強みを持つエンジニアの働きやすい環境を打ち出し、エンジニア採用が好調に推移したこと、2024年4月の経営統合が奏功し離職率が低下したことにより前四半期対比で増収基調へと転換している。
DX×HR事業の売上高は2.67億円(同3.18億円)、セグメント利益は0.11億円(同0.82億円)となった。HRソリューションサービスが2024年6月より連結の範囲外となったことにより減収となっている。
2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.5%減の57.50億円、営業損失が1.90億円、経常損失が2.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同96.6%減の0.20億円とする9月17日発表の修正計画を据え置いている。
《NH》