インテリWは上値指向継続、好決算評価やJCBとの取り組みで
インテリジェント ウェイブ<4847>は上値指向を継続。同社は大日本印刷グループの金融向けシステム開発会社。今月6日に発表した7~9月期単独決算は売上高が前年同期比12.2%増の35億4200万円、営業利益が同15.3%増の3億400万円だった。主力のクレジットカード会社向けシステムや不正検知システムなどが堅調だった。決算内容を評価した買いが続いている。
また同社は19日、クレジットカード大手ジェーシービー(JCB、東京都港区)と共同で、両社の強みを生かした業界全体の不正利用対策を推進する取り組み「セキュリティーコンソーシアム」の一環として、JCBが展開する不正取引情報WEB連携サービス「MATTE(マッテ)」をリニューアルしたと発表。JCBブランド以外の国際カードブランドの取引情報についてもマッテを通じて情報連携が可能となり、ブランドの垣根を超えた業界初の共通システムが完成したという。これも買いの手掛かりになっているもよう。