ティアンドエスグループ---24年9月期DXソリューションカテゴリーでは受託開発案件の受注が堅調に推移
ティアンドエスグループ<4055>は14日、2024年9月期連結決算を発表した。売上高は29.80億円、営業利益は5.19億円、経常利益は5.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益は3.21億円となった。2024年9月期より連結財務諸表を作成しているため、対前期増減率については記載していない。2024年9月期は決算期変更の経過期間となり、2023年12月から2024年9月までの10か月決算となっている。
DXソリューションカテゴリーの売上高は18.06億円となった。主要取引先に加え、その他の既存取引先及び新規取引先からの受託開発案件の受注が堅調に推移した。
半導体ソリューションカテゴリーの売上高は8.87億円となった。半導体メーカーの業績回復の遅れにより、同社売上の一部が翌期にずれ込む等、やや軟調に推移したものの安定した受注があった。
AIソリューションカテゴリーの売上高は2.86億円となった。AI、画像認識、ハードウエア制御等の高度技術を駆使したサービスや最先端技術に関わる研究開発支援サービスが計画通り推移した。
2025年9月期通期の連結業績予想について、売上高は40.00億円、営業利益は7.50億円、経常利益は7.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は4.92億円を見込んでおり、通常の12か月決算に戻ることもあり、単純比較は出来ないものの、大きく伸長するとしている。
《AK》