明日の為替相場見通し=154円台の一進一退が継続も
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、154円台を中心とする一進一退が継続しそうだ。予想レンジは1ドル=153円90~154円90銭。
この日は加藤財務相による円安進行へのけん制発言もあり、一時153円90銭台までドル安・円高が進む場面があったが、154円割れの水準では下値を拾う動きが強まり、夕方にかけ154円台半ばに値を戻した。今晩は、米10月住宅着工件数が予定されている程度で目立った経済指標の発表はない。こうしたなか、米債券や株式市場を横目にみながら、154円台を中心とするもみ合い相場が予想される。