三井物産、ザンビア銅鉱山の権益を巡る入札で最高額を提示
三井物産<8031>が、カナダのファースト・クァンタム・ミネラルズ社が保有するザンビア銅鉱山の権益を巡る入札で、最高額を提示したと伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
サウジアラビアの国営企業、マナラ・ミネラルズ・インベストメント社との競争入札だったが、ライバルの提案よりも高い金額を提示したという。三井物産はファースト・クァンタム社のセンチネル鉱山とカンカンシ鉱山の約20%の権益を約20億ドルで買収することを検討している。
銅鉱山は、今後数年間で金属の需要が急増すると予想されているため、様々な投資家の関心を集めている。電気自動車EV)や再生可能エネルギーのインフラ生産には銅が不可欠だが、一方で、新規鉱山の建設は不足している。
株探ニュース