SOMPOがカイ気配のまま上場来高値圏突入、今期業績上方修正と増配・自社株買いもサプライズに
SOMPOホールディングス<8630>がカイ気配スタートで4連騰、7月2日につけた3595円を気配値のまま通過し、上場来高値圏に突入した。国内メガ損保の一角で海外事業にも注力している。19日取引終了後に25年3月期業績予想の修正を発表、経常利益段階で従来予想の3200億円から5500億円(前期比13%増)に大幅増額し、減益予想から一転して2ケタ増益予想に変わった。今期の年間配当についても従来予想の112円から132円に20円の大幅増配を決めており、配当利回りは前日終値換算で3.7%となる。更に発行済み株式数の7.44%にあたる7200万株、金額ベースで1550億円を上限とする自社株買いを実施することも併せて発表した。好材料目白押しで上値を見込んだ投資資金が集中する格好となっている。