アジア株はまちまち、エヌビディア決算待ち 豪州株は反落、前日に史上最高値更新
アジア株はまちまち、エヌビディア決算待ち 豪州株は反落、前日に史上最高値更新
東京時間11:00現在
香港ハンセン指数 19627.61(-36.06 -0.18%)
中国上海総合指数 3342.35(-3.66 -0.11%)
台湾加権指数 22870.24(+21.44 +0.11%)
韓国総合株価指数 2484.02(+12.07 +0.49%)
豪ASX200指数 8345.30(-28.72 -0.34%)
アジア株はまちまち、エヌビディア決算待ち。
前日のエヌビディア大幅上昇を受け台湾市場ではTSMCや聯発科技など半導体関連が軒並み上昇している、韓国市場でもハイテク関連が上昇。エヌビディアの決算は日本時間21日6時20分頃に発表される。
豪州株は反落、前日に史上最高値を更新したことから利益確定売りに押されている。きのう大幅上昇したハイテク関連が売られているほか、資本財やコミュニケーションサービス関連の一角も下落している。ただ、下げは限定的。原油や金、鉄鉱石など商品価格の上昇や米大手金融機関による目標株価引き上げが引き続き材料視されている。
米モルガンスタンレーは、豪中銀が来年初めに金融緩和を開始することから豪州株に上昇余地があると見ており、強気シナリオでは豪州株は来年9300ポイントまで急騰する可能性があると予想している。
香港株は反落。ハイテクや自動車、医療品、銀行の一角が下落している。上海市場では不動産や金融が下落している。
中国人民銀行は20日、事実上の政策金利であるローンプライムレートを据え置いた。先月大幅に引き下げたことから、その効果を見極める姿勢とみられる。トランプ次期政権による対中保護貿易政策の詳細を見てから、中国当局はさらなる景気支援策を打ち出す可能性。