外為サマリー:155円10銭台に上昇、時間外の米長期金利は高止まり
20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=155円18銭前後と前日午後5時時点に比べ60銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=164円29銭前後と同80銭強のユーロ高・円安で推移している。
ドル円は、午前9時時点では154円70銭前後で推移していたが、その後はドル買い・円売りが優勢となり、午後1時過ぎには155円ラインを突破。午後3時にかけ155円10銭近辺での値動きとなった。時間外取引で米長期金利は4.4%前後で高止まりするなか、日米金利差拡大が意識された。財務省が発表した10月の貿易統計は、貿易収支が4612億円の赤字と市場予想(3604億円の赤字)を上回ったことも円売り要因となったようだ。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0587ドル前後と同0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。