NY為替:日銀12月追加利上げ観測存続、円堅調
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円91銭まで下落後、154円70銭まで上昇し、154円45銭で引けた。植田総裁発言受け日銀12月金融政策決定会合でも追加利上げが選択肢となるとの見方に円買いが強まった。その後、株高に連れたリスク選好の円売りが強まったほか、先週分新規失業保険申請件数が予想外に減少したため長期金利が上昇に伴いドル買いに転じた。
ユーロ・ドルは1.0544ドルから1.0462ドルまで下落し、1.0473ドルで引けた。ユーロ圏11月消費者信頼感指数速報値が予想外に悪化し、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、162円69銭から161円75銭まで下落した。ポンド・ドルは1.2658ドルから1.2576ドルへ下落した。ドル・スイスは0.8825フランから0.8870フランまで上昇した。
《MK》