アジア株は総じて上昇、エヌビディア株プラス引けで安堵感 台湾株は大幅反発
アジア株は総じて上昇、エヌビディア株プラス引けで安堵感 台湾株は大幅反発
東京時間11:01現在
香港ハンセン指数 19633.83(+32.72 +0.17%)
中国上海総合指数 3364.91(-5.50 -0.16%)
台湾加権指数 22933.63(+377.97 +1.68%)
韓国総合株価指数 2510.20(+29.57 +1.19%)
豪ASX200指数 8408.30(+85.34 +1.03%)
アジア株は上海を除いて上昇、エヌビディア株がプラスで引けたことで安堵感が広がっている。
エヌビディア決算は一部投資家を落胆させたようだが、結局きのうの米株式市場では小幅ながらも上昇して取引を終えた。米証券会社ニーダムはエヌビディアの目標株価を145ドルから160ドルに引き上げた。(21日終値146.67ドル)
台湾株は大幅反発。聯発科技や日月光投資控股、聯華電子、世芯電子、創意電子、華邦電子など半導体関連が総じて上昇している。TSMCは2.5%高。
香港市場でもレノボやシャオミ、JDドットコム、テンセントホールディングス、美団などハイテク関連が総じて上昇。一方、バイドゥは8.6%安と急落。四半期決算の売上高が前年同期比3%減と、ここ2年以上で最大の落ち込みとなった。
豪州株は1.03%高。金や原油、鉄鉱石など商品相場が堅調なことを受け、素材やエネルギー関連が上昇している。
来週は豪州10月の消費者物価指数が発表される。前回から伸びが加速することが予想されており、強い数字となれば豪中銀利下げ期待が一段と低下する。ほとんどのアナリストは最初の利下げを来年5月頃と予想している。一方、米中貿易摩擦が豪州経済にとってマイナスの影響をもたらすとして、ゴールドマンサックスは利下げ開始を2月と予想。
上海株は小動き。今週は米中関連報道や中国経済統計・要人発言がなく終始揉み合いとなっている。